斗瓶取り、斗瓶囲い、しずく酒、つるし酒 つるし酒､首つり､しずく酒､斗瓶取り､斗瓶囲い､名称は色々あります。日本酒業界って､やっぱりむずかしいですね。 判り易く言ってしまうと､"もろみ"を酒袋に入れ､そこから自然にしたたり落ちる雫だけを集めたお酒です。 同じタンクの"もろみ"を一般的な圧力を加えて搾ったお酒とは､香り･風味･味､､､､どれをとっても全くの別物になります。 つるし酒･首つり(あまり良い名称ではありませんね)は､"もろみ"を入れた酒袋を吊るしたことから､ しずく酒は、お酒がポタリポタリと落ちる様子から､斗瓶取り・斗瓶囲いは､落ちたお酒を集めて斗瓶に入れて保管したことからその名称が付いたのでしょう。個人的には､｢しずく酒｣が最も表現に適しているように感じます。 手間もかかり量もとれない 極上の酒であり､まさに芸術品です。